ありふれた人生

を探していた

眠れない夜

夜は寂しい。俺は寂しい。お前も寂しいだろ?なんで夜ってこんなに寂しくなるんだろうな。今、俺は真っ暗な部屋で2人でいる。もう1人は友達だ。友達はイビキを書いて寝ている。彼は睡眠力がすごい。睡眠力は俺の出会ってきた人間の中でナンバーワンだ。ワンダフル。睡眠力ってのはたぶん生きていく上でかなり大事だな。寝ようと思ったときにすぐ寝れるやつとどこでも寝れるやつは強い。なんか最近思うんだけど、やっぱり三大欲求に忠実なやつは強いよな。そういう意味においては俺は結構強いぞ。飯もめっちゃ食うし、射精もめっちゃするし、いつまでも寝てられるんだ。すごいだろ。今日だって昼間は彼女とセックスして、夕方にはそのセックスのことを思い出してオナニーしたんだ。昼間は利休で牛タン食って、夜は明太子スパゲティーを食べたんだ。新幹線でも寝て、夕方から夜にかけても寝たんだ。だらけてるんじゃないぞ、俺は。三大欲求に忠実に生きてるだけなんだ。さっきから三大が三代になってて今書き直したんだ、偉いだろ、褒めてくれ。明日の朝から撮影が入ってて、8時には起きなきゃいけないのに今になって寝られないんだ。つらいんだぜ。夜、寝られないの。お前もあるだろ。夜寝られないこと。つらいよな。そうなんだよ、生きるってはつらいんだ。みんなつらいのに何故か頑張ってるんだぜ。人間ってすげえよな。偉いよ俺もお前も。