ありふれた人生

を探していた

俺はウォッシュレットを使わないで生きていく

ことに決めている。元々ウォッシュレットに対してはいい印象を抱いていない。あれは中学生のことだった。塾でみんなでウォッシュレットから水を出して、それを飛ばして遊んでたんだ。あのとき先生が入ってきたらまじでやばかったな。たぶん相当怒られただろうな。そんで、時間が経ってからその水が当たった壁を見てみたらその壁がなんかきったねえ色に変色してたんだ。俺は思ったよ、ウォッシュレットってのは清潔な水じゃなく、なんかやべえものが入ってるんだって。そして、ウォッシュレットってのはドラッグなんだ。みんな、アナルの快楽がやめられなくなってウォッシュレット使ってるんだろ?俺はそんな快楽に頼らずとも彼女にアナルを舐めてもらってるから大丈夫なんだ。この間とある社長とビデオ通話をしている時にウォッシュレットの話になったんだが、彼はウォッシュレットを使わないと絶対に無理らしい。彼曰く、ウォッシュレットを使わないというのは、道端でうんこを踏んで、それを紙だけでふいて水洗いしないようなもんらしい。そう言われたら確かに、そうかもな。素直に納得してしまう俺がいたよ。ケツにうんこが残ってるかもしれないという恐怖に打ち勝てないらしい。俺はケツにうんこがついててもいいんだ。こないだなんて野糞したときに、履いてたパンツでケツを拭いて、そのパンツは捨ててきたぜ。俺はワイルドなんだ。なあ、お前もワイルドに生きてみないか?こっちの世界で一緒に踊ろうぜ。うんこまみれで、泥臭くシノギ削って行こうや。